こちらの施設のホールの床は長年塗り重ねてきたワックスがところどころ剥がれ、床材の劣化が目立っていました。

また床の1部に1㎝程度の段差があり、入居者の方がつまづいたり車椅子での通行の妨げになっており、危険な状態で困っておられました。

まず、床は経年でところどころ剥がれてしまったワックスを綺麗に剥がし、段差のあるところにはモルタルでゆるかやかなスロープ状になるよう補修しました。

既設の床材の上には発砲複層シート（ビニル床シート）を敷きました。

こちらで使用したシートは衝撃吸収性と耐久性にも優れていて、入居者の方の足に負担のないよう配慮しました。

ワックスがけの必要もなく、お手入れもしやすい施設や病院にぴったりの床材です。
壁紙も張替えを行い、腰壁・床ともに以前より明るめの色に変更し、明るい印象の食堂になりました。

介護老人保健施設Y様